店舗・市場
2011年、ニュージーランドのクライストチャーチにあるキャシェル・モール(Cashel Mall)は、カンタベリー地震で甚大な被害に遭っており、この数か月後コンテナを利用した店舗での再開を行っている。また、クライストチャーチ中心部でもコンテナによるショッピングモールが開設されている。
日本の各所で飲食店としての採用が行われており、平成30年台風第24号の影響で桟橋が崩壊した浜松市三ヶ日町では浜名湖遊覧船の「みっかび瀬戸港」としてコンテナの設置を行い運行を再開しており、タイのバンコクでは自動車販売店としてコンテナが利用されている。
中国青島で話題になったコンテナ100台を使って造られたコンテナショッピングモール(青島魔方公園)。
ソウル東部・建大(コンデ)大学周辺の繁華街にオープンした「COMMON GROUND(コモングラウンド)」は、韓国初のコンテナショッピングモール。200個もの大型コンテナで造られ、約1,600坪の施設面積は世界でも最大を誇り、その独特な風景は韓国映画や韓国ドラマの撮影ロケ地にも選ばれるほどである。
医療
移動式コンテナ診療所使って災害時や感染症対策目的としての利用されている。また、対応する医療関係者用の住居として運用されている。
東千葉メディカルセンターでは新型コロナウイルスのPCR検査用に陰圧管理された空調機器を備えたコンテナ医療ユニットの設置が行われた。
岩手県でもオフグリッド型簡易陰圧PCR検査室の導入が行われ運用が開始されている。
岐阜県では発熱専用外来施設として駐車場にコンテナを設置しており、東京都三鷹市ではPCR検査センター敷地内に従事者用休憩室としての設置が行われている。
世界各地でコロナウイルスに対する隔離病床としてコンテナハウスの製造が行われており、カナダでは連結拡張式のICUとしての導入が行われている。
住宅・ホテル
コンテナハウスは日本各地でも住居として利用されている。
これからアパートやホテルなどへと活用の幅を広げて行きたいと思う。